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はっきりいってこのアーティストは売れないほうが良かったと思う。
私の「Soul Musicを聴こう」をご愛読してくださる方々には、この意味が明白にわかっていただけると思う。 1984年に映画「Ghostbusters」の主題曲「Ghostbusters(1984)」がヒットしてしまったことで、Ray Parker Jr.は我々にとっての価値を存分に下げてしまった。 残念である。彼の本領が実は「Ghostbusters(1984)」などから随分と離れたところにあることを知っているだけに。 もともとはギターのスタジオ・ミュージシャンであったRayは驚くほど多くの70年代Soul Musicの「傑作」とよばれた作品に参加している。私にとっての最もコア(核)となる作品たちのクレジットのなかには必ずといっていいほどRayがいた。 Stevie Wonderの「Talking Book (1972)」や「Innervisions (1973)」。 Michael Hendersonの「In the Night-Time (1978)」をはじめとする他の全ての作品。Syreetaの「One To One(1977)」。Leon Wareの「Musical Massage(1976)」、Marvin Gayeの「I Want You(1976)」。 断っておくが、これはRayがたずさわった70年代Soul Musicの名作と呼ばれた作品たちのほんの一部である。 Rayはギタリストとしては、David T. Walkerに次ぐほど我々にとってはなくてはならない存在であったといえる。 今年の5月にRayはCrusadersの一員として来日し、ブルーノート東京でプレイをしたらしい。晩年に本来のRay Parker Jr.らしい生き方をしていることを一ファンとしてとても嬉しく思った。 人間は美しく生きることが大事である。 追記 長い間、ご愛顧いただきました「Soul Musicを聴こう」ですが、諸般の事情により年内をもって終了させていただくこととなりました。残りわずかですが引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします。 次回は、カウントダウン8 「Soul Musicに辿り着くまでの私の恥ずかしい音楽遍歴」 についてご紹介いたします。
by show-zono
| 2004-10-26 20:45
| Soul Music
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Comments(20)
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hardline1971 at 2004-10-26 20:59
こんばんは。わたしがあたりまえのように聴いていた、すばらしい音楽たちのキーパーソンが彼だったのですねえ。でも彼本人は、脇役だけでは飽き足らなかったのでしょうか、なかなか二枚目ですし‥
「Soul Musicを聴こう」は年内で終了してしまうのは、ほんとうに残念です。来年以降は、show-zonoさんの文章に触れる機会はないのでしょうか?
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show-zono at 2004-10-26 21:50
hardlineさん、コメント早速のコメントありがとうございます。
ギタリストとしてのRay本当に素晴らしく、彼のギターが70年代Soul Musicにあたえた「きらめき」のようなものは、わたしたちSoulフリークの心に知らぬ間に沈殿していたのです。 案外、知られていない事実でもありましたのでいつかこのことを書きたいと思っていました。 実は「Soul Musicを聴こう」は私にとっての一種の「ミッション」でもありましたが、文章を書くうちに自分のなかの「Soul Music」たちと真剣に見つめあえた良い機会となりました。 来年以降はもっと「楽しみながら」別のものを書きたいと思っています。是非、お越しいただけると幸いです。
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sarucof at 2004-10-26 21:53
やっぱり「woman needs love」でしたか!!「大人になったな、俺、フフフフ」とほくそえんでしまいますよ。あの曲聴いてると。
次回が楽しみだなあ。どんなの聴いてたんだろう??気になる、気になる (笑)
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show-zono at 2004-10-26 22:35
サルコフさん、コメントありがとうございます。
「Woman Needs Love(1981)」についてはとりたてて本文では言及しないで、あくまで「タイトル」としてだけ使用いたしました。 この曲で見せるRayのチープなダンディズムがなぜか私は好きですね。 次回、あくまで「恥ずかしい」音楽遍歴です。ひっくり返らないでくださいね。
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airplay
at 2004-10-26 22:50
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渋谷のALL STANDINGのライブハウスにRayが
wah wah Watoson等を引き連れて 来た時に見に行った事を思い出しました。 我々のような「Ghostbusters」以前からのファンと それ以降のファンにハッキリ分かれたような そんなコンサートでしたね。あれは不思議な感覚でした。 バックでリズムギター弾かせたら不出生のギタリストだと思うんだけど、 やっぱフロントマンとして、ソロでも成功したかったんでしょうかね? 次回もおもしろそうですね~!期待してます。
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show-zono at 2004-10-26 23:07
airplayさん、コメントありがとうございます。
ごひいきの「After Dark(1987)」のなかの「Perfect Lover」ではRayはボーカリストとしても、ゆったりとしたダンディズムを感じさせる「いい味」を醸し出していました。彼はボーカリストとしても、そんなに悪くはないと個人的には思っています。 ただ、ソングライティングに関しては残念ながら「引き出し」が足りませんでしたね。400tourerさんは「Woman Needs Love」のオケで「Mr. Telephone Man」が歌えるそうです。(笑)
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香菜
at 2004-10-26 23:27
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こんばんわ showさん。
Boney James も好きな曲が多かったのですが なかなかコメントするに至らずで・・・ ごぶさた致しております(*- -)(*_ _) > 400tourer さんが「Woman Needs Love」のオケで > 「Mr. Telephone Man」を・・・ これ、くすっと笑っちゃいました^^ σ(^^*)ねMr. Telephone Manを聴いて 「この曲聴くとWoman Needs Loveを連想するぅ」とか言って 無知を振りまいてました(爆) 知ってる人にしてみれば 「そりゃそうだろうよっ」って話でしたが(苦笑) 年内で 「Soul Musicを聴こう」終了ですか でも、来年以降の「楽しみながら」のブログ楽しみしてます。 「Soul Musicに辿り着くまでの私の恥ずかしい音楽遍歴」は かなり期待してます(爆)
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show-zono at 2004-10-27 00:23
香菜さん、ご無沙汰しております。コメントありがとうございます。
「Mr. Telephone Man」はRay Parker Jr.の作曲ですよ。(笑) 引き出し狭!とつっこみを入れたくなるのは皆さん同じのようです。 でも、あのオールドスクールさ加減が私わりと好きですけどね。 「恥ずかしい音楽遍歴」は本当に恥ずかしいですよ。 今まで応援してくださった方々に対するお礼にカミングアウトします。(笑)
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mayu_october at 2004-10-28 14:19
どうも、こちらではご無沙汰しています。
Ray Parker Jr.のソロアルバムと聞けば、私は"Party Now"を思い出します。 あのWhispersの"And A Beat Goes On"にナイル・ロジャースのテイストを加えたようなうさんくさい感じが、結構好きです。 チープなダンディズム、全くもってそんな感じですね。(苦笑) スモーキー・ロビンソンはダンディズム路線で(多分)ばっちり決まっていると思うのですが、彼にはうさんくささがつきまといますよね。それがまた良しですが。
こんばんは。僕にとってはゴーストバスターズの方が先だったので、逆にソウルを聴くようになって「え、あのゴーストバスターズの人が!?」って感じでした。
「SOUL MUSICを聴こう」が終わるのは残念ですね。また次のblogも期待してます!
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show-zono at 2004-10-28 21:39
mayuさん、コメントありがとうございます。
>彼にはうさんくささがつきまといますよね。 「うさんくさい」という形容詞があいますね。気づきませんでした。(笑) でも、そこがRayの良さだったのかもしれませんね。 Smokey Robinsonのような王道さはありませんが、チープで うさんくさいダンディズムがRayの持味なんでしょうね。
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show-zono at 2004-10-28 21:43
Gingerさん、コメントありがとうございます。
どうしてもミリオン・ヒットみたいな曲が出ると「それだけのヒト」に なっちゃいますよね。Soul Musicの世界にも少なからずそういう アーティストはいるのですが、Ray Parker Jr.に関しては、「本領」の 部分がそれとかけ離れているだけに一度「弁護」しておこうかなあと 思っていました。彼の参加した作品たちの一部を紹介すれば、普通の Soulフリークは納得するはずです。
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Pacharach
at 2004-10-29 10:43
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えっ、年内で終了ですか?!
おもしろかったのにぃ。。。 コメントはたま~にでしたが、ちゃんといつも読んでたんですよ~。 Ray Parker Jr.の「Perfect Lover」は僕、好きなんですよ。 曲はもちろんのこと、色っぽいVocalですよね。この人。 そういえば、昔「Best Hit USA」で小林克也氏がRayを「伊達男」と呼んでたっけなぁ。 「人間は美しく生きることが大事である。」 難しいぃ。。。でもそうありたいです。 あとちょっとなんですね、このBlog。 最後まで読みますよ~。 show-zonoさんの音楽遍歴って、興味ありますね。 存分にカミングアウトしてください。(笑)
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sugar_pepper at 2004-10-29 16:17
いきなり直球で来ましたね。
「売れないほうが良かった」←笑いました。 ギタリストとしての彼の仕事ぶりを知っていれば、当然そう思いますよね。 Stevie Wonder 、Leon Ware、Marvin Gayeですからね。(しかも参加作品がすごい) どこをどうすれば「Ghostbusters」に行くかなぁ。。。 中学生の頃、好きなラジオ番組から流れてきたのが「Woman Needs Love」でした。 当時は「大人びて小洒落た」印象でしたね。 以来、ずっと好きな曲です。 引き出しの少なさは確かに否めませんが、声は結構好きなんです。僕は。 「Woman Needs Love」のオケで「Mr. Telephone Man」は歌えます、絶対。逆もイケる。 Crusadersの一員としてブルーノート東京でプレイをしたのですか。 良かった、なんかホッとしました。 そのギターの音色に相応しい彼でいてくれることを願います。 本業でのミッション達成、おめでとうございます。 で、サイドビジネスのミッションは年内で終了なのですね? 「お疲れさま。」というにはまだ早い。 最後までみっちりおつきあいさせていただきますよ。 あとわずかですが、こちらこそよろしく。
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show-zono at 2004-10-29 22:26
Pacharachさん、コメントありがとうございます。素敵なお名前です。
私、この「Soul Musicを聴こう」でBacharachを取り上げて良かったと 思います。Pacharachさんのようなかたに読んでいただけるようになっ ったんですから。 「Best Hit USA」で小林克也氏がRayを「伊達男」と呼んでいた回の ことは私も覚えています。「The Other Woman」のPVを紹介した 回でしたね。(同世代とお見受けしました。) Bacharachファンとしては、やはり「Perfect Lover」でしょうか。 Bacharachの後期のものとしては、私にとっては指折の代表曲 ですね。 「人間は美しく生きることが大事である。」Rayに重ねて自分にいい きかせたものです。 次回は私の「恥ずかしい」音楽遍歴を見て引かないでください。(笑)
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show-zono at 2004-10-29 23:01
sugar_pepperさん、コメントありがとうございます。
「売れないほうがよかった・・」は私のホンネであり、sugar_pepperさんにもご同意いただけると思います。Rayの一般的なイメージはやはり「Ghostbusters」のようですが、彼の「本領」は本当に離れたところにあり、とやかく説明をするよりも彼がたずさわった「作品」たちを羅列するだけで充分だと思いました。私にとって最もコアな作品たちですが、sugar_pepperさんにとっても恐らくそうなのではないでしょうか。 今は彼らしさを取り戻した活動をしているようで、機会があればそのうち「AfterThe Midnight」でもプレイしているのをナマで聴きたいですね。 2004年を思い出したときに本業でのミッションのことしか思い出せないような年にしたくなくて「Soul Musicを聴こう」を書き続けていたようなところがありました。でも自分のSoul Musicへの想いを文章化することで整理ができた良い経験でした。 お会いできる機会があれば、裏話をお話したいです。
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bee-cab04 at 2004-11-02 21:17
僕より若いのによく知ってますよね~^^
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show-zono at 2004-11-02 23:46
そうなんでしょうか?ありがとうございます!
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cassavetes69 at 2005-01-15 17:50
恥ずかしいのですが、「Woman Needs Love」を聴くと、トワイライトという言葉を思い出します。メロウな曲で、夕暮れの海岸線には必須ですね。
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show-zono at 2005-01-15 20:07
Ray Parker Jr.は、あの「うさんくささ」を内包した「甘さ」が最大の武器だったような気がします(笑)。
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