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男性は誰でも大人になる過程で揺れ惑う「季節」がある。
それはとても不安定で、なぜか甘酸っぱく、そして切ない。 それを経験した大人の男性は若い男性のそのありさまを見ると、自分の経験と重ね合わせ目を細めてそれを見る。 SMAPの「夜空ノムコウ」という曲をミリオンセラーに押し上げたのが、多くの大人の男性の購買者だったという事実がこのことを如実に物語っているような気がする。 私はNew Edition(ニュー・エディション)による「Heart Break (1988)」というアルバムに触れると、なぜかそういう感覚をくすぐられる。 大人になる直前の彼らの「季節」を感じることができるからだ。 メイン・アクトであったBobby Brown(ボビー・ブラウン)が脱退し存続すら危ぶまれていたNew Editionが、前回のポストでもご紹介したJimmy Jam & Terry Lewisをプロデューサーとして迎えて放った「Heart Break」は大半の人々の予想に反し、本当に素晴らしいアルバムとなった。 特に、後半の「Can You Stand The Rain」、「Competition」、「I’m Comin’ Home」、「Boys to Men」と連続する楽曲たちは、私の魂を存分にくすぐったあとで何ともいえない切なさを感じさせる。 このアルバムに触れると今だに、当時2万3千円の家賃のアパートで過ごした晩秋の頃を思い出す。 そのアパートで、当時リリースされたこのアルバムを繰り返し聴いていた。 都心へと流れ込んでいく列車が鉄橋を揺らすと本当にうるさかった。 sunny days・・everybody loves them・・tell me baby・・can you stand the rain・・ 当時リアルタイムで触れていたときと現在では、全く違った感慨をもたされる。 歳をとらない音楽と年齢を重ねている自分。 気がついたら目を細めていた。 こんなことを言うようになったのは自分が歳をとった証拠であると思う。 次回は、「Barry Whiteという怪物」についてご紹介いたします。
by show-zono
| 2006-10-28 09:18
| Soul Music
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Comments(3)
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POP_ID at 2006-10-30 03:35
僕は文京区で四畳半、共同便所。銭湯徒歩1分、コインランドリー併設。
入居時19000円、更新時21000円に値上げ。 ガスコンロが暖房でした。 あれからどれだけの余分な物を手に入れたのか? 自分に幻滅します。 音楽に関係なくてすいません・・・
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show-zono at 2006-10-30 23:39
POP_IDさん、コメントありがとうございます。
ほう・・。19,000円ですか。私のほうが若干セレブな学生生活を送っていたようですね。(笑) 文京区は白山あたりですかね。 なんだか、独特の「くすぐったさ」があるんですよ。彼らの曲もそうですが、その頃のことを思い出したりして。 最近、このようなことを書くことが多くなって、「show-zonoさんも年をとったんですかね・・」とよく言われます。(笑)
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POP_ID at 2006-11-03 02:20
ええ。鋭いですね。白山ですよ。ホント。
大学徒歩5分でした。物干し台からサンシャイン60が見えました。 期待した漫画のような出会いなどあるわけもなく・・・。 (突然ドアをノックする音。「あのう。田舎から送ってきたミカンなんですけど、食べ切れないんで、よかったらどうぞ・・。」)ないない。(苦笑) 2文字で略して東大。 3文字だと東○大です。 金も物もないのに、なんで心がああも満たされていたのか? 理由は僕が知っている。(当たり前)
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