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私は、Chaka Khan(チャカ・カーン)の長いキャリアのなかで、この「The End of A Love Affair (1988)」が最も彼女らしい曲だと思っている。
Chaka Khanというと、とかく「I’m Every Woman (1979)」や「What Cha’ Gonna Do For Me (1981)」がリコメンドされることが圧倒的に多い。 だが、それではChaka Khanがちょっと威勢のいい、ただの歌の上手い女性歌手で終わってしまうのである。 Chakaのパーソナリティはとてもチャーミングで、 レコーディング中にアレンジが気に入らないといっては、スタッフと殴りあったり・・ ただ気の小さいところもあって、アルコール依存症になってしまったり・・ センシティブすぎて、ノイローゼに悩まされたり・・ これで引くという人は悪いことはいわないからChakaに限らずSoul Musicに触れるのはもう止めたほうがいいと思う。 この「The End of A Love Affair」の出足のリリックである。 So I walk a little too fast ・・・ and I drive a little too fast・・・ And I'm reckless it's true・・・ but what else can you do・・・ at the end of a love affair・・・? いつもより余計に足早に歩いてる ・・・ 車もいつもより飛ばしてる ・・・ いつもより無謀になっているのはわかってる ・・・ だけど恋が終わったのに ・・・ ほかにどうしろというの・・・? ただ、Chakaらしい。 結局このあと、彼女はこの「The End of A Love Affair」のなかで、いつもよりたくさんタバコを吸ってしまったり、酒を飲んだくれてしまうのだけど。 この曲に触れるたびに、このあまりのチャーミングさにChaka Khanというアーティストを愛おしく感じてしまう自分を止められないのである。 ところで私にとっては、ディーバ(Diva)とはChaka Khanのことなのだが。 ただでさえ民度の低いこの国で、「和製ディーバ」とか呼ばれていい気になってる勘違いしたイタイお嬢ちゃんたち・・。 Chaka KhanのRufus(ルーファス)時代からのアルバムから、とりあえず全部聴いて・・。 顔洗って出直してくれ・・、マジで・・。 次回は、Marlena Shawの「Who Is This Bitch, Anyway (1974)」についてご紹介いたします。
by show-zono
| 2006-11-10 23:54
| Soul Music
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Comments(8)
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la_spellbound at 2006-11-12 15:34
この「The End of A Love Affair 」という曲は僕も好きです。
Chaka Khanのパーソナリティと重ね合わせると、少しにやっとしてしまうほどしっくりきますね。 個人的には、こうしたjazzyでゆったりと聴ける曲がもう少し欲しいところです。 (「I’m Every Woman」や「What Cha’ Gonna Do For Me 」はあまり聴かないので) しかし..はちゃめちゃな行動もこういう人たちだから許されますが、実際に身近にいたらたまりません(笑) 「和製ディーバ」..?そう呼ばれている人達がいるんですか? (あ、名前は出さなくて結構です) サッカーでいうところの「ファンタジスタ」みたいなものでしょうか.. 乱用も甚だしいですが。
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show-zono at 2006-11-12 23:27
la_spellboundさん、コメントありがとうございます。
la_spellboundさんも以前、Chaka Khanの「Through The Fire」に関するポストを書かれていましたね。「Through The Fire」も素晴らしいですが、あの80年代独特の音質を考えると、普遍的に心が寄り添えるのはla_spellboundさんにとっても、この「The End of A Love Affair」ではないでしょうか。 Chakaのパーソナリティの部分に関しては、私が聞いた中でも文章に出来る範囲のものだけにとどめてあります(笑)。ただ、そういう激しい明るさととりとめのない暗さの両面を持ち合わせているからこそ、あそこまで表現豊かなシンガーでいられるのだと思います。 才能あるアーティストは一般人とは違うから素晴らしいのです。
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lunafake at 2006-11-18 21:18
show-zonoさん!早速来ました!
素敵なブログですねぇ~♪これからもちょくちょく遊びにきます。 ところで、Chakaの事。 「顔洗って出直してくれ・・、マジで・・。」 はい!同感です。 「私にとっては、ディーバ(Diva)とはChaka Khan」はい!そうです! 「The End of A Love Affair 」はChakaの素晴らしさがたくさん表現されている曲の1つだと思います。ワタシは「Love Me Still」もイイと思うんですけど、こういう曲を唄うとChakaが本当に染みてきます。 やたらとShoutしているChaka。 売れ筋狙いで今風リズムのChaka。 どれも全て愛しているけれども、ワタシは彼女が歌いたいと思っている 曲を楽しそうに唄ってる時の曲が好き。あの笑顔、最高だね! Montreux Jazz FestivalでChakaが歌ったSummerTime・・・ やられましたぁ・・・
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show-zono at 2006-11-19 00:08
lunafakeさん、コメントありがとうございます。「Soul Musicを聴こう」へようこそです。
「月夜の嘘つき女」は素敵なブログですね。たまたまMarlena Shawのポストを書いた後に、「Who Is This Bitch, Anyway」に関する他の方のポストを検索していたらlunafakeさんの「月夜の嘘つき女」にたどり着いたのです。 lunafakeさんもChaka KhanとMarlena Shawの両方を取り上げていらっしゃいましたね。双方ともまったくタイプの違うシンガーですが、Chakaの魅力は内面的な不安定さが良いカタチで彼女の作品に反映されているところだと思います。 私もある方に「Chaka Khanの魅力ってなんですか?」とたずねられ、このポストでお答えしたところです。 「Chakaのオススメの曲教えて~」に対する回答はやはりこの「The End of A Love Affair」でしょうか。 Chakaの「Summer Time」は・・確かにやられそうですね。
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mojo_luna at 2007-05-02 17:04
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show-zono at 2007-05-03 23:08
mojo_lunaさん、トラックバックをやってみましたか。(笑)
「相手にとっては単なる『Affair』であっても、そのオンナ達にとっては『Affair』でも何でもなかったからだろうね。」 というところにやられましたよ。 続きはそちらで。
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mojo_luna at 2007-05-04 00:38
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show-zono at 2007-05-04 23:23
mojo_lunaさん、Fakeですか?
私が知ってるだけで3人はいます。(笑) お読みいただいている方々に対して、「汚れた・・」はあまりにも失礼かなと。(笑) 私にとっては最上級の褒め言葉ですが。
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