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「Silent Night」/Boyz II Men 「Music In My Life」 2006.12.21より
ここのところ汚れたオトナの年の瀬を過ごしていたので、クリスマスという季節のことをすっかり忘れていた。 今週末はクリスマスなので予定を急遽変更してこの曲を再度ご紹介し、神様に許しを乞いたいと思う。 Boyz II Men(ボーイズ・トゥ・メン)の「Christmas Interpretations (1993)」の最後に収録されている「Silent Night」のことを。 あまり知られていないことだが、Soul Musicの世界のアーティストたちはコーラス・グループに限らず「譜面」を読める人間が圧倒的に少ない。 特にコーラス・グループのアーティストは、幼い頃から「ゴスペル」で鍛錬されたということもあるが、 悲しいことだがこのことはアフロアメリカン全体の「識字率」に連動している。 端的にいってしまうと、未だに彼らの大半が適正な教育をうけられる環境にないということなのである。 クラシック音楽の世界では、「譜面」が読めないと話にならないのかもしれないが、 我々の愛するSoul Musicの世界では、そんなこと正直どうでも良い話なのである。 この「Silent Night」に関してあえて2年前と同じことを書く。 私のような屈折した男でも、心がきれいなるような曲である。 クリスマス・ソングとはそういうものであってほしいと思う。 そして、ただでさえ民度の低いこの国で、音程さえままならない「えせゴスペル」で私達の耳を汚すイタイ奴ら・・。 いい機会だから一度Boyz II Menの「Silent Night」を聴いて・・。 顔洗って出直してくれ・・、マジで・・。 と神様がおっしゃっています・・。 ちなみに私はこのクリスマスと結婚記念日とを兼ねて、夫婦で赤坂の四川飯店に中華を堪能しに行くという敬虔な人間です。 Merry Christmas・・・ 次回2006年最後のポストこそは、Stevie Wonderの 「Ribbon In The Sky」についてご紹介いたします。
by show-zono
| 2006-12-23 12:03
| Soul Music
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Comments(16)
優れた音感を持つ彼らにとっては、楽譜は単なる符号でしか意味がないのでしょうか。
自分の耳と声を信じ、心で音楽を読むことができる類稀な能力を身につけているのでしょうね。 結婚記念日、おめでとうございます。 素敵なひとときを楽しんでくださいね。 私も明日のイブには友人と中華鍋で過ごす敬虔な人間です(笑
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show-zono at 2006-12-24 01:09
リサさん、コメントありがとうございます。
所詮は譜面が読めるかどうかなど、彼らの「Silent Night」の美しさに触れるとどうでもよくなってしまいます。テクニカルな部分というのは、少なくとも音楽の世界では最も重要なことではないような気がします。 中華なべとはなんとスピリチュアルな。英国はさぞかしお寒いでしょうね。素敵なクリスマスをお過ごしください。
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la_spellbound at 2006-12-24 16:35
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show-zono at 2006-12-25 00:19
la_spellboundさん、コメントありがとうございます。
2年前にも同じことをいってますが、結婚記念日云々というのは本旨とはあまり関係がありません。(ご承知かと思いますが) クリスマスと譜面、Soul Musicのコーラス・グループについて語りたかっただけですので。(笑)
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la_spellbound at 2006-12-25 16:47
妙な前振りコメントを残して立ち去りすみませんでした。
(妻と食事に出る時間が来てしまいましたので改めさせていただきました) 商戦の色濃いクリスマス・ソングが溢れる中、Boyz II Menの「Silent Night」は間違いなく心を洗われます。 確かな音程と美しいコーラスワークに裏付けされたこのクリスマス・ソングには言葉を失います。 「譜面から入っていく音楽」を学ばなかった(学べなかった)彼らの歌声は、 形式という枠の外側を通って精神に届いてくるようです。 音を楽しむと書いて音楽。 とは言え、ゴスペルのような音楽の真似事がまかり通り、しかもそれが受け入れられてしまうようでは... その卑しさと軽率さは否定できませんね。 頭が痛い気がします。 訪れ、よくよく見るとリンクが貼られていたので固まりました(お、驚かさないでください)。
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show-zono at 2006-12-26 23:53
la_spellboundさん、再度のコメントありがとうございます。
クリスマスで奥様とお食事ですか。私達夫婦も鉄人陳建一さんのお店で中華を堪能してまいりました。麻婆豆腐辛かったけど美味かったです。 三度上の音階を重ねるだけのコーラスワークだけでなく、濃密に絡み合いながら離れていくようなコーラスワーク。これが複雑でありながら、収斂を繰り返しながら魂へ浸透していく感覚ですね。 日本のコーラスグループを聴いて感じる音程の乱れからくるあの気持ち悪さは当たり前ですが一切無いです。まあ、比較すること自体がナンセンスなのですが。 「譜面から入っていく音楽」を学べなかった彼らの歌声は、音楽にとって最も大事なことを伝えてくれています。この圧倒的な美しさは、サラダにドレッシングがかかっていなくでもどうでもよくなりますね、確かに。
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lunafake at 2006-12-27 00:46
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show-zono at 2006-12-27 23:58
lunafakeさん、コメントありがとうございます。
世の中にはいろいろな種類のクリスマス・プレゼントがあるものですね。 彼のおかげでSoul Musicの世界は、よりエキサイティングなものになったのではないでしょうか。
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ikkyuu_as_cousaku at 2007-01-01 13:20
あけましておめでとうございます
昨日ですね、この電光掲示板の前で、「1 9 3」と数字が並ぶのを携帯構えて待っていた訳です。 そう、いっきゅうさん(193)を撮りたかったのですけれど。 そんな訳で、今年も宜しくお願い致します。
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lunafake at 2007-01-02 09:24
A Happy New Year!
May the New Year turn out to be the happiest and the best for you. 本年も拙く書いて参りますので、よろしくご愛顧を!
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show-zono at 2007-01-02 22:51
cousakuさん、明けましておめでとうございます。
「193」ですか。昨日の東京は寒かったですけど大丈夫でしたか? cousakuさんのそのこだわりが「世界が嫉妬する寺」を構築しているんですね。 今年も初詣は一休寺に伺います。
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show-zono at 2007-01-02 22:52
lunafakeさん、明けましておめでとうございます。
今年もそのストレートなオトナのオンナっぷりで楽しませてください。 正月は酒を煽りすぎぬようお気をつけください。 本年もよろしくお願いします。
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momonga181 at 2007-01-21 02:12
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show-zono at 2007-01-21 23:30
momonga181さん、こちらこそ遅ればせながら明けましておめでとうございます。
年も明けて半月が過ぎ、クリスマスも遠くなりにけりですね。
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