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1976年。
Soul Musicの歴史の中で、最も美しい作品たちが多く生み出されたこの年に、この作品はこの世に舞い降りた。 「リリースされた」というよりも「舞い降りた」という表現がこの曲にはふさわしい。 それだけこの曲は、理屈抜きで美しいからである。 Norman Connorsのプロデューサー名義によるリーダーアルバム「You Are My Starship (1976)」のタイトル曲がこの「You Are My Starship」である。 Michael Hendersonというアーティストによる作品で、この曲自身のプロデュースは彼が行い、ヴォーカルとベースを自身が担当している。 Hendersonは、ジャズの世界では知る人ぞ知るベーシストで、あのMiles Davisのバンドメンバーとしても活躍をしたアーティストである。 このような「怪物」をSoul Musicのフィールドに引きずり込んだだけで、Norman Connorsという人物には価値があると思う。 私は今までこんなにも美しいベースアレンジに出会ったことはない。 これからも出会うことはないと思う。 「You Are My Starship」からは・・・、 「私は超一流のベーシストです。」 というHendersonの声が聞こえてくる。 だからというわけではないが、ヴォーカルは決して上手いとはいえない。 だが、この曲は掛け値なく美しい。 音楽とはそういうものでなければならないと思う。 ベーシストによる奇跡ともいえるSlow Jam・・・。 それが「You Are My Starship」である。 私にとって、間違いなくSoul Musicの名作の10傑にはいるSlow Jam・・・。 それが「You Are My Starship」である。 1976年にしか生まれないSlow Jam・・・。 それが「You Are My Starship」である。 Michael Hendersonのベースのうねりに目を閉じて身をゆだねて欲しい。 そして何もいうな。 Soul Musicはただ美しい。 次回は、El DeBargeの「Love Me Tonight (1992)」についてご紹介いたします。
by show-zono
| 2006-08-12 11:52
| Soul Music
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Comments(2)
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la_spellbound at 2006-09-11 15:32
過去のポストへのコメントは、記事を書いている方の温度を無視するようであまり好みません。
ですが、あえて入れさせていただきます。 このポストがあまりに素晴らしかったので。 僕は1976年に生まれた、この「You Are My Starship」という曲がとても好きです。 このベースアレンジによる「You Are My Starship」という曲がとても好きです。 >そして何もいうな。 ええ、何も申しません。 あ、最後に一つだけ.. 「Soul Musicは美しいです」
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show-zono at 2006-09-11 23:14
la_spellboundさん、過去のポストへのコメントは歓迎ですよ。
個人的にはこのポストは、あらゆる意味で難しいかな・・と思っていました。でも最近は、そんな調整を自分でしなくなったというか・・。ご理解いただけなくでも別に良い・・というような感じでやっておりますです。 >そして何もいうな。 この曲の美しさを伝えるボキャブラリーがなくて、苦し紛れの末出てきた言葉です。(笑) ただ、自分自身が好きなポストへ遡ってでもコメントをいただけるのは嬉しいことです。 Soul Musicは確かに美しいですね。
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