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もう6~7年前のことか。
Peach John(ピーチ・ジョン)という女性下着通販の会社のテレビCFでこの曲が使われていた。 私はもしかしたら、DeBarge(デバージ)というアーティストの音楽をSoul Musicとしてではなく、私の内面からくる個人的な感傷だけで愛しているのではないかと思うことがある。 あの、くすぐったいような甘酸っぱさを無性に味わいたくなるときがあるからだ。 このPeach John社にとっての初めてのテレビCFの作りはとても秀逸で、 それは明らかに、DeBargeの「I Like It」という曲の持つ「甘酸っぱさ」を理解しうる人間の仕業に違いなかった。 株式会社ピーチ・ジョンの代表取締役社長である野口美佳女史は、自身のブログのなかで、この曲を自社のテレビCFで起用するに至った経緯を告白していた。 彼女は、私とほぼ同世代の人間であるが、我々の世代の人間のみが理解しうるこの際限のない「甘酸っぱさ」を持つこの曲を、代表取締役の権力を行使して自社のCFに起用したのである。 「I Like It」という曲にまとわりつく切なさと、 窮屈さ、鬱積した憧憬が、 不思議と女性下着のイメージと合っていた。 こういう経営者は成功すると思う。 私と同じくDeBargeが好きだからという単純な理由ではない。 DeBargeという「音楽」を愛撫する感性を持っているからである。 美しい音楽を愛せない人間に、 音楽の持つ「甘酸っぱさ」を感じ取れない人間に、 美しいものの創造も、他の人間を惹きつける魅力も、 備わっているとは到底思えないのである。 ただし、浜崎さんの「I Like It」は私個人的にはノー・サンキューですが。 「I Like It」 PEACH JOHN 2007 CM 次回は、「I Capricorn (1972)」 Shirley Basseyについてご紹介いたします。
by show-zono
| 2007-05-05 22:52
| Soul Music
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Comments(7)
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m-asa
at 2007-05-05 23:32
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「I Like It」
好きな曲です。もしかしたら、DeBarge、もしくはEl DeBargeの歌うものの中で1番好きかも知れません。 Fourplayとの「After The Dance」を除けば。 この人の持つ、甘酸っぱさ、繊細さに触れると、遠い記憶のはずの「pureでsweetな恋」の思い出がよみがえって、うっとりしてしまいます。いい歳をして(苦笑)また、したいなーなんて。
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m-asa
at 2007-05-05 23:41
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show-zono at 2007-05-06 22:39
m-asaさん、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりDeBargeという音楽の最大の特徴は、その「青臭さ」や「甘酸っぱさ」だと思います。私は文中の経営者の方やm-asaさんのように、時間が流れてもこういう音楽を愛し続ける感性をもっている方に強い共感を覚えます。 「Queen of My Heart」や「Stay with Me」、「Time Will Reveal」や「All This Love」なども素晴らしいですね。 >また、したいなーなんて。 ほどほどにお願いします。(笑)
待ってましたーっ! show-zonoサン*^^
ワーォ!Peach Johnの切り口からだとは、意外でした。 野口社長。。私もひそかに崇拝!?←ちょっと言い過ぎかもしれませんが、尊敬しちゃう女性です。 カンブリア宮殿にも出演されて、その仕事ぶり、私生活云々、感性思想もとても、魅力的な方でした。 そそ、CMにも使われてましたね。でも、野口さん自身が好きだった曲を起用していたとは、知りませんでした。 わたしは、デバージ好きのエルの声に、盲目の恋でしたが、この曲はまさに、彼の曲を愛するだけのファンにあらずとも、曲に恋したものが、歌うナンバーだと思ってます。 ブラックストリートのテディ・ライリーも、その一人ですが、魅了されたものには、 その曲の自分のスタイルが出来上がってたりするような?気がします。 私の場合は、下着ではなく、女性のピンヒールなんですけどね。笑)ふふ。 でも、今の私は、こちらでのshow-zonoさんの言葉で、すっかり、甘酸っぱい気持ちにさせられた私です。 参りました。。。
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show-zono at 2007-05-08 23:14
JJさん、コメントありがとうございます。
我々の間では「ミカジョン」の名で知られる野口女史ですが、「I Like It」にこだわった結果、Peach JohnというブランドのイメージにあったCFを創り上げましたね。DeBargeのような青臭い曲を今でも愛するオトナということで、同世代であるがゆえに非常に共感したのです。 >曲に恋したものが、歌うナンバーだと思ってます。 素敵な言葉ですね。異議ありません。(笑) Teddy RileyはかなりのDeBargeフリークのようです。「I Like It」もそうですが、「Time Will Reveal」もBlack Streetのアルバムでカバーしていましたね。 ピンヒールですか。Elのフェミニンなマッチョではない線の細さがそう感じさせるのでしょうか。DeBargeやElのソロの作品は一貫して年上の女性が頭をよぎりますね。 甘酸っぱい気持ちになっていただけて良かったです。もくろみ通りです。(笑)
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miwa-soulfunk at 2008-11-30 17:16
はじめまして。もうブログ移設されているようなので
読んでいただけるかはわかりませんが、書かせていだだきます。 「DeBarge I Like It」で検索をかけたらこちらにヒットしました。 私がこの曲を知ったのがまさにPJのCMでした。 吉川ひなのさんがクルクル回る上からきらきらした光とともにランジェリーが降ってくるCMで。 そのころはwebで検索するという方法をしらなかったころ。 曲名も誰が歌っているかも知ることができずに流れること数年。 去年の秋に、たまたま職場の同僚の結婚式の二次会にてBGMで掛っていて、 ああーこの曲大好きだったなぁと思っていたら その選曲はその際幹事を務めていた職場の先輩と判明してびっくり。 今はインターネットや携帯電話の着うたなどで検索できるいい時代になったので いろんな方がカヴァーされいるのも知ったし、 オリジナルであるDeBargeにもたどり着くことができました。 あの切ない甘酸っぱさ、何度聞いても「ちあわせ~」って思います。 (”しあわせ”じゃなくて”ちあわせ”なのです。なんかあの、きゅんっとくる感じが。)
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show-zono
at 2008-11-30 19:10
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